離婚の財産分与ってすごく大事ですよね。離婚準備で考えるのは、子供の親権と財産分与の2つがメインになります。その中で、時々質問される内容として結婚前の貯金はどうなのってことを本日はお伝えしていきます。

 

 

離婚協議書や公正証書の原案を作成するときに、預貯金の財産分与を必ず決めていきます。そこで、法的には原則折半になるということをお伝えしていきます。

 

民法上の基本のルールですね。しかし、そこで質問されることが多いのが結婚前の貯金も折半になるのですかという相談です。その回答をするとNOです!。

 

結婚前の貯金は、離婚してもあなたのものです。結婚後の貯金については折半を原則としますが、結婚前の貯金はその名義人のものになります。そもそも、貯金にかかわらず、結婚前にあなたのものは離婚してもあなたのものです。

 

 

例えば、多いのは結婚前に購入していた車を結婚後も乗り続けていたらそれはあなたのものになります。しかし、結婚してから購入した場合はそれは名義がどのようになっていたとしても夫婦の共同所有になります。

 

 

そのため、財産分与の対象になります。今回の預貯金もそうですが、考え方としては婚姻中かどうかで判断するようにすればどんなものでも判断がつきやすいですね。

 

結婚前か後のどちらの貯金かわかる方法

話を離婚時の貯金に戻しますと、結婚前の貯金は財産分与の対象になりません。つまり、結婚前の貯金はあなた(名義人)のものです。では、結婚前の貯金か結婚後の貯金かどうやって判断するのでしょうか?

 

 

わざわざ銀行に残高証明をとってもらうのかというと、そんなことは基本的にしなくても大丈夫です。判断するために必要なものは当時の貯金通帳があればそれでOKです。

 

あとは、入籍した日がわかればそれで判断がつきます。入籍後の貯金については夫婦としてお金の動きになります。そのため、入籍の前の日の預金残高はあなたのものです。

 

それを除いた金額で財産分与する形になります。なので、過去の貯金通帳は必ず残しておくようにしましょう。もし、紛失してしまったといったような場合は5年以内であれば再発行が可能な銀行が多いです。

 

5年より遡る場合はかなりお金がかかってしまいますので、そのことにも注意が必要です。通帳をなくしている場合ははやめに再発行をしておくようにしましょう。

 

結婚して、旧姓のものの預金通帳には特に注意してくださいね。案外、結婚したら通帳の名義が変わっていますので大丈夫だと思って捨ててしまいがちです。しかし、結婚した当時の通帳はしっかりと保有しておくことが大事です。

 

 

もちろん、金融機関に貯金しているものになりますので過去10年ぐらいは取引が残っている銀行が多いです。ただ、5年以上経過している分につきましては手数料も高くなります。

 

金融機関は、一般的に10年は取引を保管しているようですがそれ以上になるとどうにもならなくなる可能性もあります。そのためにも、自ら預金通帳を保管しておくことをおススメしています。

 

 

旧姓の貯金通帳だと必ず結婚前の貯金になるわけではない。

これまでのような話にすると、旧姓の貯金通帳をもっていればそれはあなたの婚姻前の貯金になるのではないかという質問を受けることがあります。名義は確かに結婚前のものだからです。

 

だから、離婚しても自分が管理していたし自分のものとしても大丈夫なのではと考える人がいます。しかし、これについては旧姓の名義だったとしても婚姻の後の部分は財産分与の対象になります。

 

 

わかるかわからないかで言えば相手がわからない可能性はあります。ただ、それが相手にバレてしまったときは財産分与で非常に不利になるでしょう。財産分与は基本的に話あいで決まります。

 

 

そのため、貯金を隠していたことがわかってしまうと大きな問題になってしまいます。関係が悪ければ悪いほど、もめてしまいますので、その辺りは正しい判断をするようにしましょう。

 

 

結婚前の貯金についてのまとめ

結婚前の貯金については、離婚の財産分与に該当しません。そのため、その名義の人の財産となります。夫婦間でわける必要はありません。ただ、それを証明する手段として通帳を残しておく必要があります。

 

 

現状で通帳がないあなたは、早めに再発行をしましょう。また、今も大事に持っているあなたは必ず保管しておきましょう。特に、入籍したとき付近の預金通帳は繰越しされていても絶対に捨ててはいけません。

 

 

20年後に仮にあなたが離婚したとすると、金融機関に行ってもそれが証明される可能性は限りなく低くなります。金融機関によっては、0%ではありませんが難しいと判断した方がよいでしょう。

 

 

なので、預金通帳は確実に保管しておくことをおススメします。また、預貯金はお互いにかくさないようにすることを大切です。あとで判明すると、離婚をしているだけにもめてしまうことが多いです。

 

 

立つ鳥跡を濁さずという言葉がありますが、不正なことをして利益をえるとするのではなく、正しい判断をするように心がけましょう。

 

追伸

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