こんにちは。太鼓祭りの国(愛媛県新居浜市)の行政書士・森高です。今日は、片親引き離し症候群のことについてお伝えします。

 

 

まず、この片親引き離し症候群って聞いたことがないってあなたがほとんどかもしれません。なので簡単に説明したいと思います。

 

 

よくあるケースとしては、離婚して子供が面会を希望しているにもかかわらず、面会させないようなときにおこるものです。
 
 




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片親引き離し症候群とは?

 

わかりやすい例で例えてみます。両親が離婚した際に、子供は母親の実家で暮らすことになりました。しかし、子供は父親のことも好きで、会いたいと思いっている。

 

 

しかし、母親のために子供は自分が我慢しなければいけないと思ったとしましょう。そして、家で母親や祖父母からいつも父親の悪口ばかり言われ続ける。

 

 

その結果として、大好きだった父親のことを子供が悪くいいだす。会いたくないと言い出す。父親に対して攻撃的になる状態。こういった状態に陥っているのが片親引き離し症候群と言われているものです。

 

 

ごくごく簡単に言うと、洗脳のようなものですね。一緒に生活していない方の親のことを子供に悪く言うことによって、子供にその意識を知らず知らずのうちに刷り込んでいく。

 

 

それが、片親引き離し症候群と言われるものです。なので、それまでずっと面会を楽しみにしていたのに急に会いたくないとかって子供の中にはこの引き離し症候群になっている子供が多くいると言われています。

 

 

片親引き離し症候群の症状

 

では、その片親引き離し症候群の症状にはどういったものがあるのでしょうか。上記の例のように、父親に会いたくない。攻撃的になるというだけでなく、その症状は多岐にわたります。

 

 

一言でいうと、情緒不安定の状況に陥ります。うつ状態や睡眠障害。また、自殺願望が芽生えたりするので、この頃にリストカットが癖になる子供もいると言われています。

 

 

そして、離婚してから非行に走る子供にはこの片親引き離し症候群の症状が出ている子供が多いのです。そうなってしまうと、当然に学業の成績も低下します。

 

 

とにかく、心が常に不安定になり子供は自分が誰からも愛されていないような気持ちに追い込まれてしまう状態になります。なので、子供のためにこのような状況にならないようにしなければならないでしょう。
 
 




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片親引き離し症候群の対策

 

ごくごく当たり前のことですが、あなたにとっては元パートナーは合わない存在だったかもしれません。しかし、子供にとっては大切な親です。なので、離婚をしても元パートナーの悪口を子供の前で言わないようにしましょう。

 

 

また、母親だけでなく一緒に暮らす祖母、祖父母の言葉も子供には大きな影響を与えます。なので、一緒に暮らすご両親などにおいてもそのようなことを言わないようにする配慮が必要になるでしょう。

 

 

どうしても、離婚していますので相手のことを悪くいいたい気持ちはわかります。離婚をするということはあなた自身にとっても相当に大変なことですから、そのようなことを言いたくなるのもわかります。

 

 

しかし、もしそれが言いたくなるのであれば子供のいないときにいうようにしましょう。子供は、一緒に暮らしているあなたにも嫌われたらおしまいって思ってしまいます。なんとか気に入られようと子供ながらに考えます。

 

 

それが、反動となって片親引き離し症候群になってしまいます。なので、忙しくなって大変な状況かもしれませんが、子供に愛情があるということを伝えるようにしましょう。その不安をできるだけ取り除いてあげれるように努力しましょう。

 

 

また、もともと面会がどのように約束されているかにもよりますが、元パートナーと面会の日時が設定されているのであればそのルールをきっちりと守って、子供と面会するようにしましょう。

 

 

子供が面会を嫌がる理由の一つに片親引き離し症候群がありますが、それ以外にもあなたを安心させるために、あなたがその方が機嫌がいいからという理由で面会をしたがらないということがあります。そうならないように、できる限り子供の心の声を聴くようにしてください。

 

 

子供が離婚で不幸にならないために

 

子供の心の声が聞こえる。子供に愛情をもって育てているのであれば、離婚したからといって必ずしも片親引き離し症候群になるわけではありません。

 

 

もちろん、離婚したからと言って子供の人生が不幸になるわけでもありません。ただ、あまりにも忙しく大変な生活を送っているあなたにも子供の気持ちを忘れてほしくありません。

 

 

子供は親のことを敏感に見ています。離婚する前は、両親ともに見ています。しかし、離婚した後はあなただけしか見ていません。なので、結婚しているとき以上にあなたのことをよく見ています。

 

 

子供の年齢にもよりますが、少し悪い言い方をするとあなたの顔色を常に伺っています。そのことを肝に銘じて、どのように子供と接するべきなのか。

 

 

どんな形で愛情を伝えていくのか。そういったことを離婚の前にしっかり考えておく。そういったことが結果として、子供との幸せをつかむことになるのだと思います。そして、それができれば、あなた自身も離婚して良かったと心から思えるのではないでしょうか。
 
 




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